みかんの木に黒酢アミノ酸を使うと、エネルギー代謝を促進し、木の成長に欠かせない光合成の活発化を促します。その結果、酢酸による殺菌効果とアミノ酸による旨味の向上が図られ、低農薬でお子様でも安心して食べられるみかんが出来上がります。
黒酢アミノ酸(ALA5-アミノレグリン酸)の効果で農産物の苦味を抑えられるため、食味が向上し、より旨味やコクを感じることができます。 また、柔らかな酸味でツンとくる酸味の角が取れるため、甘味と酸味のバランスが良く、たくさん食べても飽きのこない味となっています。
温州みかんには100種類以上の品種があります。
たくさんの品種があるため、収穫時期によって
極早生⇒早生⇒中生(なかて)⇒晩生(おくて)に分類されています。
【極早生みかん】9月中旬~10月
全体的には緑色、ところどころ黄色果実の見た目。青みがかった初秋が旬の品種です。あっさりと爽やかな甘味としっかりとした酸味が特徴。
※日南の姫(ニュー日南)、由良早生
【早生みかん】10月中旬~11月下旬
全体的に黄色~橙色を帯びた見た目。形は丸みがある。生産量が多い。甘味と酸味のバランスがいいのが特徴。じょうのう膜(みかんの内側)が薄く、食べやすい
※興津早生、田口早生、山下紅早生
【中生みかん】11月~12月
全体的に橙色で見た目は早生温州と似ている。皮がむきやすく食べやすいが、早生より少しじょうのう膜が厚いのが特徴。濃厚な甘味がある。
※瀬戸温州
【晩生みかん】12月~3月
収穫してから約一か月蔵などで貯蔵することで、余分な水分を抜き、酸味を和らげてから出荷するというのが晩生の特徴。皮・じょうのう膜が厚いが、その分コクと甘味を蓄えており、長期保存にも向いている。
※古田温州
【じゃばら(香酸柑橘)】11月~12月
「邪気を払う」事から名付けられた縁起物の柑橘。花粉症やアトピーといったアレルギーに有効とされているナリルチンが豊富
【不知火】3月~5月
頭の部分が出っ張り(デコ)があるのが特徴。濃厚な甘味があり、みかんのように袋ごと食べられる。地域によってはデコポンなど様々な呼び方で親しまれている。
【紅甘夏】3月~5月
甘夏と比べると甘くて酸味がまろやか。果皮の色が濃く、果肉は深い赤みを帯びている。
※温州みかん、じゃばら、不知火、紅甘夏などの柑橘類全て黒酢を使って栽培しております
黒酢みかん生産者の川﨑さんへ黒酢みかんができるまでのお話をお伺いしました。
佐賀県の海沿いの町、みかんの産地である太良町に生まれ育った私は、父の体調不良をきっかけに進学の予定を急遽変更し、高校卒業と同時に約4haのみかんを栽培することになりました。
農業のことは一切分からず白紙の状態でスタートし、当初はただただ父、母の後についてみかんの畑へと足を運ぶだけの日々…素人だった私は、地元の有志によるみかん産業を盛り上げようというグループに入会し、とにかく暇さえあれば九州各県の先輩方の元へ足を運び、いろいろな栽培方法を教わり、良いところを真似し、実行しました。そんな中で出会ったのが、「黒酢アミノ酸」を使った栽培方法です!
「黒酢アミノ酸」を利用した栽培方法なら自分の目指す美味しいみかんができると信じて始めたものの、みかん作りに効果が出るまでに3年~5年という歳月が必要です。苦しくて何度もやめようと思いましたが、お客様の声に励まされ、独自に様々な試験を繰り返し、試行錯誤を重ねて20年・・・ようやく3万本のみかんの木に花のようにたわわにみかんが実り、自信を持ってお勧めできる「かねひろの黒酢みかん」ができました!
私が求めているのは、小さな子供が安心して食べられ、何個も何個もお代わりしてくれるような、まろやかでコクのある味の濃い究極のみかんです。これからも、皆さんの笑顔を励みに、今まで以上に精魂込めて栽培することを約束します。